歴史と信頼を重く受け止めています
開業90年のアットホームな医院
当院は、昭和9年(1934年)に私の祖父が開業してから90年になります。父が2代目、そして私が3代目として受け継いできました。患者さまの中には、親子2代、3代にわたって通っていただいている方も少なくありません。
私自身、この地域で生まれ育ちましたので、小中学校からの知り合いや同級生など、「私の小さい頃」を知っている人が大勢、近郊で生活しています。たまに「かつての同級生」が患者として来院してくれることもありますし、しっかりとした治療をしないといけないと痛感します。
祖父や父が築いてきた歴史や信頼を思うとき、責任の重さを感じることがあります。自分が後をついで歯科医師になり、今まで信頼し通院していただいた患者様に更によりよい医療を提供できるように、祖父や父が残してくれた当院を、しっかりと受け継いでいきたいと思います。
診療スタイルは「自分流」で、
自分らしく続けて行きます
祖父や父の診療スタイルには、「患者を叱って治療する」という部分がありましたが、「今はそういう時代ではない」と感じることもありますし、私自身のやり方までは、祖父や父とは違っていてもいいのではないかと思っています。
私は、患者さまとのコミュニケーションを大切にしていきたいと考えています。歯科治療のことだけではなく、ゴルフや魚釣りなどといった趣味の話で盛り上がることもよくあります。時間が許す限り、ずっとお話をしていることも少なくありません。
また、医院のスタッフにも患者さまと話をすること、コミュニケーションを大切にすることは徹底するように指示しています。
治療方針
治療方針の基本は「患者さまに満足していただくこと」です
担当制当院では、医師も衛生士も「担当制」を採用しています。
それによってスタッフの一人ひとりが「自分の患者さま」に対して、愛情と責任を持って対応してほしいと願っています。
担当制にしているだけに、急患が入ったときなどには、あまり稼動域が広いシフトではないかも知れません。ですが、出来る限り急患は断らないようにしています。お待たせしてしまうこともあるのですが、それを承諾いただいた上で対応するようにしています。
そういったことを可能にしているのは、スタッフの対応の良さだと自負しています。また、スタッフ同士が仲がよく、いい雰囲気、いいチームワークを築いてくれています。さらには、当院ではスタッフが皆、長く勤めてくれていることも、担当制の意味を高めてくれていると思います。
まずは「患者さまの声」に耳を傾けることから始めます。
こちらが治療方法を説明することも大切ですが、それ以前に、患者さまが、今まで受けたことのある歯科治療に関して、どう思い、どういう体験をされたのか、しっかりとヒアリングすることが重要だと考えています。
自身の口の中のことで「どんな悩みをお持ちか」「どんな治療をして欲しいのか」また、「治療に関して不安な点はないか」を伺います。
患者さまが安心して治療を受けられるようにするには、お聞きすべきことがたくさんあるように思うのです。そして、私からお話したり、説明したりすることは、そういった患者さまの希望を叶えるための方法であるべきだと考えています。
スタッフ一同、ソフトで丁寧な対応を徹底しています
おかげさまで、当院はスタッフに恵まれていますので、患者さまへの対応などに関して教えることは、特にないと思っています。ただひとつだけ、上げるとするならば「患者さまへの対応は丁寧にソフトタッチで」これだけは徹底しています。
なぜなら、歯科医や歯科衛生士の仕事では、「患者さまの顔や体に接近する。触れる」ということが多くあります。
特に、ファーストタッチで印象が決まってしまうところがあるでしょう。また、当院には多くのお子さまも患者さまとして来院されるので、お子さまに言葉をかけるときや、触れるときには、特に気をつけるように指導しています。
院長プロフィール
院長先生経歴医療法人徳旺会長谷川歯科医院
院長 長谷川 昌徳
略歴
1984年 愛知学院大学歯科部入学
1989年 医療法人小室会小室歯科勤務
(全社員約100名、歯科医師約30名の歯科医院で歯科医長も経験する)
1996年 長谷川歯科医院を開業
所属学会
日本一般臨床矯正研究会 会員
日本口腔インプラント学会 会員
臨床研修指導医
OSI(OSSEO SKARP INSTITUTE)会員
国際口腔インプラント学会(ICOI)認定医・指導医 取得
国際口腔インプラント協会(IDIA)認定医・専門医・指導医 取得
実績
JACID(The Japan Association of Clinical Implant Dentistry)会員 研修会終了実績
The Japan Institute for Advanced Dental Studies 歯周病コース 終了
歯周組織再生医療コース エムドゲイン 認定
歯周組織再生医療コース GTR法 認定
JIADS ぺリオコース 終了
OSI インプラントトレーニングコース 終了
スウェーデンハルムスタード病院 インプラント 研修
姿勢咬合医 育成コース 終了
国際口腔インプラント学会(ICOI)認定医・指導医 取得
国際口腔インプラント協会(IDIA)認定医・専門医・指導医 取得
歯科先進国である、アメリカのコロンビア大学やニューヨーク大学で最新の歯科医療を学んできました。
皆様の健康を本気で守るため、最良、最善の治療・予防を行うことを使命として診療をしています。どうぞ、安心してお任せください。
院長
院長 歯科医師長谷川 昌徳
好きな言葉
乗り越えられない困難は目の前に現れない
仕事に対するモットー
患者さまの10年後、20年後の将来を見据えた治療。 健康な患者さまがより健康になれるような予防の充実。
患者さまから言われてうれしかったこと
先生(長谷川歯科)に出会えてよかった。
ズバリ!当院の一番の魅力は?
スタッフ全員が患者さまのことを自分のことのように考えること。
やりがいを感じるのはどんな時?
勉強している歯科技術で患者さまを救うことができたとき。
最後に、院長(自分)はどんな人?
勉強熱心で、利益より患者さまのことを第一に考える人のつもりです。
長谷川昌徳の履歴書
少年時代のこと
小さなころは、わんぱくで、勉強嫌いの子供でした。友達にいたずらを仕掛けたり、塾や習字などの習い事に行かなかったり。成績もあまりよくなかったので、当時、私が通っていた小学校の校医をしていた父は、出来の悪い息子のせいで、大変恥ずかしい思いをしていたようです。
この頃、父が歯科医ということもあり、歯科医は「人から感謝をされる仕事」なんだと思っていました。父からは特に「後を継げ」とは言われませんでしたが、父の仕事を見ていて、いつの間にか、「自分も歯科医になりたいな」と思うようになっていたようです。
大学時代
一応歯学部には入学したものの、臨床は楽しかったのですが、勉強自体は楽しくなく、何度も留年しかけました。「留年したら退学させる」という父の脅しのおかげで、なんとか6年間で卒業。歯科医師国家試験は我ながら人生の中で一番出来がいいと思えるくらいの好成績で合格出来ました。
両親が相次いで他界してしまいました
大学5年の時、父が肺癌で他界。それから1年後の大学6年の時に、父の後を追うように母が脳腫瘍で他界しました。幸か不幸か、大学時代は名古屋にて1人で下宿しており、卒業試験や国家試験に集中しなければいけない時期だったので、その悲しみを紛らわすことが出来たように思います。
また、あまりにも突然の出来事だったため、なかなか実感できなかったというのも本音です。そして今思うと、両親がいなくなってしまったことで、強くなろうと思えたのかも知れません。甘えを断ち切って国家試験に立ち向かえたことで、今の自分が存在できていると思えます。
勤務医時代
小室歯科小室甲院長の元で7年間、修行させていただきました。大学時代にさぼっていた分、この時期の経験は大変勉強になり、開業しても必ず成功できると確信できるまでに学ばせていただきました。優秀な先輩もたくさんいらして、本当にためになりました。小室院長と先輩方に大変感謝しております。
開業、そして現在
院長あいさつ開業当時は、歯科医院としてのシステム的な部分は、インプラントや予防など、それぞれの分野で成功している歯科医院の実例を学び、「いいとこ取り」をする形でベースを固めました。
また、それ以外のことは、何事も「根本的に患者さまのためになることをする」「患者さまに喜ばれる歯科医院であろうとする」その中心がブレなければ良いという思いを常に持ちながらやってきました。
そして現在、院長である私の最重要任務は「スタッフが楽しく働ける環境作り」だと考えています。スタッフに如何にストレスなく働いてもらえるかを考え、みんなに協力してもらっています。
今はまだ、スタッフに感謝する側なのですが、「スタッフから感謝される院長」になれるよう、努力しているところです。
今後も、スタッフにも、患者さまにも、情熱と熱意を持って対応していればきっと、「どういうことをしていけばいいのか」が、自ずと見つかるはずだと信じています。