皆さん、いかがお過ごしでしょうか？管理栄養士の井川です。
歯にとって「カルシウム」は切っても切れない存在で、歯の健康を保つためにとても重要な栄養素です。
「カルシウム」は吸収率が悪い栄養素です。バランスよく栄養を摂っているつもりでも、積極的にカルシウムが多く含まれる食材を選ばなければ、不足してしまいます。
また、日本の水は「軟水」で水に含まれる「カルシウム」含有量が少なく、さらには日本人がよく食べる日本食にはカルシウムが豊富に含有される「乳製品を用いた料理」が少ないことも日本人のカルシウム不足の原因として挙げられます。
そこで、手軽に効率よくカルシウムが摂れる以下の4つの食品をご紹介します。
牛乳、オーツミルク、小魚、小松菜です。
ジャージー牛乳であれば、およそ2杯半で700mgも摂取できます。
オーツミルクは牛乳とカルシウムの含有量に大差がないため、乳アレルギーの方や、牛乳が苦手だという方にもおすすめです。
かたくちいわし田作り 30g（小皿一盛程度）であれば、750mg摂取できます。少量でしっかりカルシウムが摂れるため、副菜に添えてみましょう。
小松菜はゆでて調理すると2房で、約450mg程度のカルシウムが摂取できます。また生で食べる場合は約510mg含まれています。
但し、乳製品ら小麦アレルギーの方は最初に挙げた2食品は摂取が危険ですのでご注意下さい。また、飲みすぎによる腹痛や下痢などの症状もあるため用量は守りましょう。
最後に、全身の健康のためにも栄養バランスの良い食事を積極的に摂っていきましょう。