こんにちは、歯科衛生士の河上です。とうとう8月に入って真夏になっていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。今やニュースでもよく聞く熱中症や脱水症になられた方は居ないでしょうか?😢
日中もかなり気温が上がっていて35度以上超える日々も多々あると思います。そこで熱中症と脱水症に対策についてお話しさせて頂きます。熱中症とは、高温多湿な環境下で体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体温調整機能が崩れたりすることなどによって、体内に熱がこもった状態のことです。かつては、夏の暑さや炎天下で具合が悪くなったり倒れたりする状態は日射病などと呼ばれていたほか、重症度に応じて熱疲労、熱けいれん、熱射病などと呼ばれていました。脱水症とは、体内の水分が不足している状態を指します。水分の摂取不足や水分が過剰に体外へ排出されることで引き起こされます。ヒトの体は全体重の60~70%(乳幼児では80%)が水分で占められており、全体重の2%の水分を失うと喉の渇きを自覚するなど、脱水の程度によってさまざまな症状が現れます。特に小児や高齢者は発熱や下痢・嘔吐などが原因で脱水症に陥ることがあり、場合によっては命に関わることもあるため注意が必要です。このような状態にならない為には、日頃からこまめな水分補給をのどが渇いていないから、汗をかいていないから大丈夫と思いがちですが、すでに体液が減少している場合も。いつもより尿の色が濃く、量が少ない場合はすでに体内の水分不足が起こっています。のどが渇く前からのこまめな水分、塩分補給が脱水症、熱中症予防には大切です。熱中症の発生は、当日の水分、塩分不足だけではなく、数日前からの不足が原因で発生します。常日頃から水分と塩分の補給を心がけましょう。また水だけでなく塩分も補給が必要です。一度に大量の水を摂取すると、かえって体内の電解質のバランスが崩れ体調不良を引き起こすことも。水分補給をする時には、あわせて塩分の補給も行いましょう。水分と塩分を同時に補給できるスポーツドリンクや経口補水液、また水や麦茶には、塩や梅干しなどを足して塩分も補給しましょう。緑茶やウーロン茶に含まれるカフェインは利尿作用があるため要注意です。このような事に気をつけて皆さん暑い夏を一緒に乗り越えて行きましょう。気になる方がいらっしゃいましたらお気軽にお声掛けください♪