歯の磨きすぎは良くない?

こんにちわ。歯科衛生士の重田です☺︎
あやめの便りも聞かれる頃となりましたがいかがお過ごしですか。今回は、患者様によく質問される事についてお話ししようと思います。
皆様は、「歯の磨きすぎが良くない理由」をご存知でしょうか。もちろん、歯を丁寧に磨くのは良い事ですが、強く磨きすぎるとさまざまなトラブルの原因となります。
①知覚過敏になりやすくなる
ブラッシング圧(歯ブラシを当てる力)が強すぎると歯の表面やエナメル質が削れ、象牙質が露出してしまいます。象牙質は、刺激に対してとても敏感です。冷たい水を飲む時やうがいをした時に「痛!」と感じたり「しみる」症状が現れた事はないですか?
エナメル質が削れると虫歯にもなりやすくなります。「虫歯にならないため」にしていた事が虫歯のリスクを高めてしまいます。
ヘアーブラッシングの様に歯もトゥースブラッシングとしてほうきで掃くように磨いてあげましょう。
②歯肉退縮
歯肉退縮とは、歯茎が下がる事です。ブラッシング圧が強いと歯茎が傷つき下がってしまうことがあります。一度下がってしまった歯茎は、基本的には元に戻らないので、歯茎を傷つけない様に磨いてあげましょう。

間違った磨き方を続ける事でお口のトラブルを巻き起こします。症状が悪化する事もあるので定期検診として定期的に受診する事をオススメします。また、ご自身に合った歯ブラシや磨き方を当院では指導する事ができますのでなんなりとお申し上げ下さい。