歯周病とビタミンC

こんにちは、管理栄養士の井川と申します。
もう今年も半分折り返しの時期に入りましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は歯と栄養を絡めてお話していきたいと思います。
テーマは歯周病とビタミンCです!
歯周病は皆さんご存知かと思いますが
簡単に言うと歯茎が下がったり赤く腫れたり、最悪の場合歯が抜けてしまったりする病気のことです。
普段から口にする食べ物から取れる栄養素で予防、悪化させないようにするビタミンがビタミンCです。
ビタミンCには歯茎のコラーゲン繊維を再生するのを助ける、炎症を抑える効果があります。厚生労働省の日本人の食事摂取基準では推奨量が約100mgに設定されています。しかし、ビタミンCはストレスなどの影響で身体が必要な量が増えたりします。なので、通常時とストレス下では必要量が20倍も違うと言われています。また、水溶性ビタミンのため吸収しづらいという面もあります。
ここで、ビタミンCを多く含む食材をいくつか紹介します。キウイフルーツ(140mg)やパプリカ(150mg)、ブロッコリー140mg)などレモン(100mg)よりも多くのビタミンCが取れるものもあります。普段の食事に意識して取り入れてみてください。
ただ、ビタミンCだけを取れば良いという話ではありませんので、バランスの取れた食事をお心がけください。